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はないえ ともこ
花家 とも子
小さな頃の夢はピアノの先生でしたが、手がとても小さくピアニストには不利なため断念。中学生でブラスバンド部に入りフルートを希望するも、ジャンケンに敗れ(!)ホルン担当になりました。その頃テレビでよく見かける女流フルーティストに憧れて家でフルートを練習し始めて、ホルンとフルートの二足のわらじを履いていました。
フルートへの情熱は冷めず音楽高校、音楽大学とへ進み、その後ドイツとスイスで専門的に勉強しながらオーケストラのエキストラなどを経験しました。帰国後はいろいろな場所で演奏したり、音楽教室等で指導しております。
学生だった頃、ある名の通った先生に「君、そんな唇の形だったら上手にならないよ。モイーズ(フルートの神様と称されるフルート奏者)と正反対に穴が開いてるじゃないか。フルートやめたら?」と言われ、フルートも諦めなくてはいけないのかとショックを受けたことがありました。
その時、師事していた先生に「そんなのね、奇麗な音が出たら鼻から吹いても良いのよ~」と言われ、とても救われたと同時に今までの当たり前より発想の転換や工夫が必要なのだと実感しました(まだ鼻では吹けませんが(笑))
教則本に書いてあるから、前の先生にそう教わったから、と一つの吹き方にこだわらず、吹き方や身体の動かし方を一度見直してみませんか?
同志社女子大学音楽科、ミュンヘン音楽大学、チューリッヒ音楽院卒業
日本フルートコンベンションコンクールなど多数の国際コンクールにて受賞
A・アドリヤン、P・ラシーン、長山慶子、小久見豊子の各氏に師事
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