この夏は特に暑かったですね!フルートを練習するにもまず冷房を入れて…と練習するまでに余分な労力(?)が必要だったかもしれません。
この暑さのせいか、楽器の不調を訴える生徒さんが続出しました。
キーの動きが悪かったり押さえてもキーが浮くなど、演奏するのにストレスになる症状から、まったく音が出なくなる、音程が取れなくなるなど、さまざまな症状がありました。
いつもと同じように演奏していても音程がチューナーやピアノに合わないなどの状態は、頭部管のコルクの状態が悪い可能性があります。お持ちの掃除棒でコルクの位置チェックをしてみてください。
水滴を取ろうと掃除棒に巻き付けたガーゼを思いっきり突っ込んでいませんか?
楽器の組み立て時にキーを握ってしまっていて、知らないうちにキーが曲がってしまっている場合があります。レッスン時に生徒さんのフルートの組み立て方や持ち方に問題があればすぐに指摘しています。
一番大事なことは、定期的に調整に出すことです。
気が付かないうちに悪くなっている部分をメンテナンスできるので、壊れてしまってから直してもらうよりも時間的にも経済的にもコストパフォーマンスが良いかもしれません。
その楽器を購入した楽器店や近くの楽器店で、見てもらえるか聞いてみてください。
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